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No. 4 Green Kingfisher(ミドリヤマセミ)

Photo & Text:Motoaki Itoh

Green Kingfisher(ミドリヤマセミ)

Green Kingfisher(ミドリヤマセミ)

サニート農園で、竹の杭から用水路のタナゴを狙っているところ(オス)。

エクアドルの太平洋沿岸では3種のカワセミ(ヤマセミ)が棲息しています。 Ringed Kingfisher, Green Kingfisher と Pygmy Kingfisherですが、最近10年は、Pygmy Kingfisherを見ていません。 たまたま目にしていないのならよいのですが、生息環境の悪化によって、その数が減少しているのでないかと心配です。

Ringed Kingfisherよりも体の小さいGreen Kingfisherは、オリートやモラードが植わっているような、あまり開発が進んでいない、まだ自然がたっぷり残っている地域や、バナナ農園で見ることが出来ます。中でも特に、有機あるいは減農薬栽培の農園にある用水路や小川の脇で、近くのバナナの葉や木の枝から小魚を狙っているのをよく目にします。


Green Kingfisher(ミドリヤマセミ)

サニート農園でケーブルに止まって魚を狙うヤマセミのメス。

Ringed KingfisherにしてもGreenKingfisherにしても、土地の人々にとっては普段から見慣れている鳥なので、私たち日本人がそれらを見つけては騒いでいるのを見て、不思議そうにしています。

餌にするのはタナゴの類が多いようです。

その飛翔の姿や魚の獲り方は、日本のカワセミとよく似ています。